今回の鍼灸院ホームページ制作では、顧客と管理者双方の利便性を高めるために、Web予約機能を導入しました。
WordPressプラグイン「Amelia(アメリア)」を使用し、無料版で実装を行っています。
実際に導入してみると、無料版でも十分に実用的な機能が揃っている一方で、制限も明確に存在しました。
本記事では、実装して気づいた「できること」と「できないこと」を整理して解説します。
<Amelia無料版でできること>
■基本的な予約機能
Amelia無料版でも、予約システムとしての基本機能は十分に実装可能です。
・サービスメニューを複数作成
(例:初回施術/2回目以降/学生料金など)
・カレンダーから日時を選択して予約
・管理画面で予約内容を一覧管理
・メールアドレス・電話番号の入力必須化
・送信ボタンの文言変更(例:「予約を確定する」)
特に「サービスの分岐」と「UIの調整」ができる点は、とても使いやすいポイントでした。





■予約制御
・営業時間の設定
・定休日の設定
・予約可能期間(例:30日先まで)
最低限のスケジュール管理は問題なく行えます。
小規模な治療院であれば、この範囲でも十分運用可能だと思います
■メール通知機能
・予約完了メール(顧客)
・予約通知メール(管理者)
・メールテンプレートの編集
■キャンセル機能
・顧客はメール内リンクからキャンセル可能
・管理者は管理画面からキャンセル可能
・キャンセル完了メール(顧客)
・キャンセル通知メール(管理者)
無料版でも、予約〜キャンセルまでの一連の流れはしっかり構築できます。
Amelia無料版でできないこと
■予約制御(重要な制限)
・キャンセル期限の設定(例:前日まで)
・予約締切の設定(例:当日予約不可)
つまり、
「直前キャンセル」や「当日予約」をシステムで制御することはできません。
この点は、実運用において最も注意が必要なポイントです。
■通知機能の制限
・リマインドメール(前日・当日)の自動送信
無料版では、いわゆる「予約前リマインド」が使えません。
そのため、カレンダー登録機能や案内文での補完が必要になります。
実際に使って感じたメリット
■低コストで予約システムを導入できる
無料版でも、
・予約受付
・メール通知
・キャンセル機能
が揃っているため、初期段階のホームページには非常に適しています。
■UIが分かりやすく、ユーザーも迷いにくい
カレンダー形式で直感的に予約できるため、来院予約のハードルを下げることができます。
■WordPressとの相性が良い
Elementorとの併用でも問題なく動作し、
固定ページにスムーズに組み込める点も大きなメリットでした。
デメリットと実務上の対応方法
■時間制御ができない
当日予約や直前キャンセルを制御できないため、
・「当日予約は電話のみ」
・「キャンセルは前日まで」
といったルールを文章で明記する必要があります。
■リマインドがない
対策としては、
・カレンダー登録機能を活用
・予約確認メールを丁寧に作り込む
ことでカバーできると思います。
まとめ、Amelia無料版は「実務で使えるが設計が重要」
Amelia無料版は、
「予約システムの土台を作るには非常に優秀」
なプラグインです。
ただし、
・時間制御
・リマインド
・細かなカスタマイズ
は制限されているため、設計・導線・文章で補うことが重要になります。
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